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青森県における男女共同参画社会の実現を目指して活動する特定非営利活動法人です。

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   会報 第15号  2006年 5月      無断転載および印刷はご遠慮ください
                                 
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 男女共同参画社会によせて
陸奥新報 リレーエッセイ 『おんな おとこ 共に生きる』
2006.3.5 掲載
〜 夫婦のどちらの入院がより困るか 〜
                 
    会員   須 藤  千和子(平内町)
 先日、目の手術のため短期間の入院生活をした。同室となった5名は病状が軽いことも あり治療の合間の雑談で「夫婦のどちらの入院がより困るか」という話題になった。

 夫が入院した場合、長くなると仕事を失うことにもなるので困る。一方、妻の入院は食事・洗濯など外注に頼る生活となるので経済的にロスである、退院してからの汚れきった家・台所の乱雑さなどそれぞれの暮らしを津軽弁でまくしたて一時盛り上がった。
 また、病室では夫のベットには妻が寄り添い長時間かいがいしく世話しているが、その逆は全くといってよいほど見当たらなかった。それどころか、時々ちょっと顔を出し、妻の入院でどれほど自らの生活に支障をきたしているか愚痴る夫さえいた。

 私たちの暮らしは明日どんなことが起こるか分からない。『男は仕事、女は家事・育児』などという固定的な性別役割分業はいざという時、何の役に立つだろうか。私は何の役にも立たないと思う。夫も妻もいつかは一人になる。それはなにも遠い日のことではない。
 平成16年11月の内閣府世論調査では、「男は仕事、女は家庭」という考え方に反対が49%で、賛成の45%をはじめて上回り、さらに、20代30代の若い人では反対の割合が高くなっている。

 今は多くの男女が社会で働いている。『どうして女だけ結婚と仕事の両立を考えなければならないのか』『育児や介護がどうして女だけの役割なのか』男も女もこの問題にしっかり向き合わなければならないし、少子高齢社会の今がまさにその時期だと思う。
 「こうあるべき」という古い性別役割分業意識を捨て各々が自立した協働生活でなければ安心して暮らせない。また、こういう意識を持って頑張っている若い世代を見守り応援していかなければならないいという日頃の思いを更に強くした入院生活となった。

 

陸奥新報「おんな おとこ 共に生きる」連載好評!

 2006年1月15日から陸奥新報の日曜版に会員が交替で連載している身近な男女共同参画に関するエッセイ「おんな おとこ 共に生きる」は好評をいただいています。

2月26日に掲載した蛯名桂子さんの<台所しごとに不便なこと>に関しては
うれしい反響がありました。
               <台所仕事に不便なこと>
 寒くなると、台所しごと、特に茶碗洗いなどをするにはお湯を使うようになりますが、そうなると困ることがあります。手が荒れ始め、続けているとひび割れまで起きて痛い状態になるのです。私は早速、台所用の薄手のゴム手袋を購入し使いますが、困ったことに台所用の男性用というのは、なかなか見つからないのです。夫は後片付けを分担してくれているので、やはり手あれがひどくなります。そこで近くの店で夫の手に合うようなサイズのゴム手袋を探したところ、外仕事用のごわごわしたものはたくさんあるのですが、台所仕事のできるような薄手のものはないのです。台所用の売り場では女性用とは書いてはいないものの、ほとんどサイズが小さく、LLサイズでも夫の手は入りません。LLサイズでも入らないということは、女性用のサイズで作られているということでしょうか。ある時、台所用品売り場で「男性用」と書かれたゴム手袋を一種類発見しました。「やった〜」と思い購入しましたが、その後また買おうと思い行ったらもうその商品は置いてないのでした。
 また、台所仕事をするには、どうしてもエプロンが必要です。これもまた男性用のエプロンが見つからないのです。私のエプロンではあまりにも可愛すぎて似合わないし、大きめのものでもやはり夫には小さいのです。夫にしてみたらエプロンもなく、ゴム手袋もない状態で、何か楽しさには遠いように思います。台所仕事をする時、私たち女性はエプロンを選んだり、ゴム手袋一つにも可愛いものを選んだり、履き心地(てぶくろは履くもの)のいいものを選んだりして楽しく出来るように気を使いますが、男性も選べ楽しめるようなものが身近で手に入ったらあったらいいな・・と思います。お店のみなさん、どうか台所用品に男性も使えるものを揃えておいてくれませんか。

             <掲載翌日、陸奥新報社に反響>

新聞社から・・・「読者のUさんという男性からさっそく反響がありました。自分は手術用の手袋を使っているとのことです。Tドラッグで50組入り600円でとても使いやすいとのこと。 前掛けは、八百屋さんなどが使う前だれを利用しているそうです。蛯名さんに伝えてほしいと電話がありました。男性も興味を持って読んでくださっていることが分かり嬉しかったです」と連絡がありました。

読者のUさんは・・・「自分も台所仕事をしますがゴム手袋やエプロン、掃除機なども男性には使いづらい。台所仕事は女性用という考え方や品揃えも、これからは見直し改善されていくべきだ」と話していました。


 
有意義だった合宿
   日時:2006年4月29〜30日
   場所:県立武道館

 さくらが咲く頃8名の参加で合宿が行われました。
 アピオでのワークショップをどんなふうにやるか、またヌエックではどうするか、熱心に話し合いました。対象者、状況にあう内容は何か。じっくり検討しました。
 夜の懇親会では、男女共同参画社会がどれくらい浸透したか、揺り戻しが多くあまり進んではいないのではないか、いや若い人たちには確実に浸透しているのではないか等々、おおいに議論が盛り上がり、消灯時間を過ぎてしまいました。 そしてまた日頃思っていることも話合いました。ケーキ、シュークリームの差し入れ、お酒もおいしくいただき、頭も胃袋も心も満杯になった合宿でした。


感想


普段、打ち合わせをするにも時間に追われあれよあれよと過ぎてしまいますが、宿泊研修ではじっくりと検討し、満足の行く内容だったと思っています。春の大型連休ということもあって、参加者は少なかったのですが内容の濃い充実した研修会だと思いました。また夜の懇親会でも、十分すぎるほどのおいしい夜食をいただき、ちょっとした悩みもこぼれたりで、参加してよかったと思っています。 (珍田)

2日間で11時間、テーマに沿って各自の考え方を出し、みんなで検討する、この宿泊交流会はどちらかと言うと緩やかに時を過ごすのが好きな私にとっては馴染みやすい研究所の企画の一つです。日頃の活動の迷いを整理して一歩前に出る勇気をいただく場ともなっています。今年度も自分らしく楽しみながら、活動していこうという想いを新たにしました。  (須藤)

とても楽しく充実した2日間でした。 私にとって、この合宿研修は、帰りの時間や家庭のことを気にすることなく、志を共にする仲間と心ゆくまで本音で話し合える貴重な場です。お陰で、また元気と勇気をいただきました。準備をして下さった方々、有難うございました。(佐藤)

●弘前での合宿なので、お花見をと思ったのですが、街が混んでいて、時間もなくて断念しました。でもその分たっぷり、じっくり皆さんとお話できました。いつもは電車の時間に縛られて、なかなかゆっくり話をする時間がもてません。人生の先輩の話は深いねぇー!また聞かせて!(慶長)


●企画書の作成や事業計画の検討など、みんなでたくさん話し合って、勉強して、目いっぱい頭を使いました。そのため甘いものが欲しくなり、おかしもたくさん食べて、心も頭も体も豊かになりました。そしてなにより、県武道館の食事はおいしかったです。(山谷)


 
平成17年度弘前市男女共同参画推進活動講座
          受講者フィードバック座談会 開催
 お花見も終わって一段落した5月16日、弘前市民参画センターにおいて、受講生や弘前市、当研究所のメンバーが集まり講座修了後の近況や活動などの情報交換をおこないました。講座の企画・運営を担当した当研究所からは佐藤理事長、山谷副理事長、工藤専務理事が参加しました。

●講座受講生からは・・「あれほど勉強したことはなかった」「実践するということでとてもエンパワーメントした」と講座を懐かしむ声とともに、「講座で学んだことを現在の地域活動に役立てている」「職場での男女共同参画について考えることがあり、この視点は講座を受講したことによるものである」「自分が動かなくてはいけないと積極的になった」といった現在の仕事・活動などに学びを生かしている状況が活発に話されました。ホントに、力をつけたみなさんです。
●「広報弘前」に・・「男女共同参画コーナー」を設けて市民に広報・啓発して欲しいという受講生からの提言がさっそく採用されて、平成18年4月号から掲載がはじまりました。
●弘前市の蒔苗企画課長から・・新弘前市長の元で、男女共同参画を進めていきたいので協力をよろしくお願いしたいとの話があり、今後、受講生同士の情報交換の場を定期的に設けていくこととしました。次回は7月18日の開催です。


「男女共同参画フェスティバル2006」開催
   ワークショップに参加します!!
◆ 6月17日(土)10:00〜
◆ アピオあおもり において
◆当研究所は13時からワークショップ「メディアで情報発信〜メディアを活かした研究所の活動について〜」を行います。

 これまで、東奥日報、陸奥新報、町村広報に連載してきたエッセイ内容を展示するとともに、エッセイをもとにディスカッションをおこないます。日頃のなにげない出来事を、男女共同参画の視点でみたらどんな風になるのでしょうか。皆で楽しく話合います。新しいヒントに出会えるかもしれません。
 


国立女性教育会館(ヌエック)に行きましょう
◆ 当研究所では、ヌエックに於いて
◆ 来る8月25〜27日の2泊3日で開催される「男女共同参画のための女性学・ジェンダー研究・交流フォーラム」に参加します。

「多様な分野で活躍している方々が一堂に会し、男女共同参画社会の形成に向け、研究“教育/学習”“実践”、女性のエンパワーメントと女性の人権の確立をめざすネットワークづくりをねらいとする」主旨に賛同し、開放される研修室等でのワークショップに応募します。
 テーマは「青森からの風〜メディアを通じた情報発信」を予定しています。応募要綱確認作業を進めながら具体化し、参加者を募ります。 先回の参加ではワークショップにおける達成感も大きく、宿泊、往復車中での参加者の好感度は大だったようです。会員外の方も歓迎します。この期間のスケジュール調整をお願いします。





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