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青森県における男女共同参画社会の実現を目指して活動する特定非営利活動法人です。

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   会報 第23号  2008年 5月     無断転載および印刷はご遠慮ください
                                  冊子をご希望の方はこちらへ joy2@joy3.jp
ジェンダー・カフェ
〜月刊情報誌「We learn」に当研究所の企画ページ掲載〜

 
  財団法人 日本女性学習財団が男女共同参画社会の形成に資する女性の生涯学習雑誌として毎月発行している「We learn」に「ジェンダー・カフェ」のタイトルで当研究所の2ページの企画が掲載になりました。

<変える勇気を−自分自身の人生を生きるために2007年11・12月号に掲載

 先日、友人を誘ってDV(ドメスティック・バイオレンス)の講演を聴きに行った。帰りの電車の中で、友人が沈んだ様子で「これまでずっと主人から精神的な暴力を受けてきたのかも知れない。殴られたり怪我をさせられたりするのがDVだと思い込んでいたけれど、さっきの講師の話を聞いて、よく考えてみると、私の場合もDVにあてはまるような気がする」と言った。以前から彼女が夫のことで悩んでいることは知っていたが、とっさに返す言葉がなかった。 新しい自分 イラスト
 彼女の夫は、世間体を気にする人で、「男が妻子を養うのは当然、妻は夫に従うもの」と思っているので、妻が働くことはもちろん、自分の知らないところへ出かけることも嫌がった。
 彼女は、「主人は、妻は家庭を守るのが第一という主義だったので、私は結婚するときに仕事を辞めて家庭に入り、3度の食事の支度と子どもの世話で過ごしてきたの。生活費は少しずつしか渡してくれないから、私が自由になるお金はないし自分の時間を持ったことがないの。今でも一人で行くのは近くのスーパーくらいよ。車の運転もだめって言われてね。それに人前で私のことを「こいつは役に立たない女でね」とさげすむのよ。私が何か悪いことでもしたのかしら。炊飯器が壊れたときなんか、「お前の使い方が悪いからだ」と言われるし、自分がとってもみじめよね。私の人生は何だったのかしらとつくづく思うわ。一生このままで終わるのかと思うとくやしい・・・。でも主人には何を言っても通じないし、かといって今さら主人と別れてやっていける自信はないし・・・。子どもや母に相談しても反対されるに決まっているわ。やっぱり我慢するしかないのよね。」と嘆いていた。
 そんな友人を半ば強引に誘ってDVの講演会に出かけたのだが、これまでの夫の仕打ちがDVにあたると気づいた彼女が、これからどうするかはわからない。でも、彼女がこれからの人生を、自分自身を主人公に悔いなく生きるために、夫との関係を変える勇気を持って欲しいと願わずにはいられない。いつか彼女が一歩を踏み出す日が来たら、友人としてできる限り応援していこうと心の中で誓った。
 
”あい””ゆう”データトーク
DVはまだまだ潜在化している
あい:

内閣府の「男女間における暴力に関する調査」結果(2005年調査)によると、身体的暴力を受けたことがある女性が26.7%、精神的暴力が16.1%、性的暴力 15.2%で、どれか1つでも受けたことがある女性は、33.2%にも上っているんだよ。

ゆう:

2002年の「配偶者等の暴力に関する調査」と比べると、選択肢は少し違うけど、全体に暴力を受けたという人が増えていて、身体的暴力は11.2ポイント、精神的暴力は10.5ポイント、性的暴力は6.2ポイント増えているね。

あい:

これまで夫から受けてきたさまざまな仕打ちを、DV(暴力)だと認識する人が増えてきたことが、増加の一因じゃないかな。それだけDVに対する認識が高まってきたと言えるかも知れないね。

ゆう: でも、実際にDVを受けていても相談した人は半分程度で、女性では46.9%の人が誰にも相談していないんだよ。
あい:

相談しなかった理由をみると、〈相談するほどのことではない〉が45.2%、〈自分にも悪いところがある〉39.3%、〈自分さえ我慢すれば何とかこのままやっていける〉29.8%、〈恥ずかしくて誰にも言えなかったから〉26.2%などとなっていて、自分の中で抱え込んでしまっている人がまだまだたくさんいることがわかる。

ゆう:

DVは一人で解決するのは難しいから、相談できる機会や人・場をもっと充実させなきゃね。


     表1 配偶者からの被害経験(女性の回答) (単位:%)
身体に対する暴行 精神的な嫌がらせや恐怖を感じるような脅迫 性的行為の強要
2005年(1,283人) 26.7 16.1 15.2
2002年(1,714人) 15.5 5.6 9.0

表2 配偶者からの被害を相談しなかった理由(女性の回答) (単位:%)

理  由 2005年
(84人)
2002年
(138人)
1.相談するほどのことではないと思ったから 45.2 52.9
2.自分にも悪いところがあると思ったから 39.3 33.3
3.自分さえがまんすれば何とかこのままやっていけると思ったから  29.8 17.4
4.恥ずかしくて誰にも言えなかったから  26.2 15.9
5.相談してもむだだと思ったから  20.2 50.0

内閣府「男女間における暴力に関する調査」(2005年)、「配偶者等の暴力に関する調査」(2002年)より



スポット れ・き・し
夫から妻への暴力の顕在化〜DV防止法の成立まで
 日本で、夫から妻への暴力が、女性に対する暴力として認識されるようになったのは、1990年代に入ってからのことです。1992年に民間グループの「『夫(恋人)からの暴力』調査研究会」によって、初めて日本のDVの実態が明らかにされました。  1995年の第4回世界女性会議(北京女性会議)で女性に対する暴力の根絶が宣言され、それを契機に日本でもDVへの取り組みが本格化し、2001年10月には「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」(DV防止法)が成立しました。同法は、DVが犯罪であり、国・政府が責任をもって、被害者の保護及び自立支援のための体制を整えるとともに、DVの防止・根絶に取り組むことを定めています。2004年12月には、保護命令の対象範囲の拡大等を中心とした改正DV防止法が施行され、法制定から6年を経過した現在、配偶者暴力相談支援センターや警察への相談件数は年々増え続けています。2008年1月からは2回目の改正法が施行され、さらに保護命令や接近禁止命令の対象が拡大されることになります(「脅迫」も保護命令の対象となり、接近禁止命令の対象が子どもや離婚後の元配偶者にも拡大)。
 
 
東北町
*東北町広報に、 当研究所の男女共同参画エッセイが掲載されます!
*懇話会への講師依頼を受けました。

■東北町から平成20年6月〜平成21年3月までの10回にわたり、広報誌へのエッセイ寄稿を依頼されました。
■また、当研究所の蛯名桂子さん(七戸町)が東北町男女共同参画懇話会のための講師依頼を受けました。
 東北町では男女共同参画を進めるため、また住民が理解できるようにと積極的に取り組んでいますので、今後注目の町です。
花束イラスト

 


 
十和田市
男女共同参画講座の講師依頼を受けました。
■ 十和田市男女共同参画社会推進講座
  「女(ひと)と男(ひと)いきいきセミナー」


テーマ:「女と男が支えあう社会づくり〜十人十色の社会を目指して〜」と「仕事と家庭を両立できる?〜ワーク・ライフ・バランスの実践」の講座講師に当研究所の蛯名桂子さん(七戸町)と工藤緑さん(弘前市)が依頼を受けました。
 十和田市では、男女共同参画社会事業が積極的に進められていて、この講座は6月から4回シリーズで行われる予定です。
チューリップイラスト

 


<十和田市、大鰐町、七戸町の広報誌に引き続きエッセイ掲載>
 平成20年度も、引き続き3市町の広報に男女共同参画コーナーを設けていただき、当研究所のエッセイを掲載していくことになりました。 男女共同参画推進のために、お役に立てればと思います。



 
「日本女性学会大会inあおもり」でのワークショップ開催決まる
6月15日(日) 12:45〜15:00 アピオあおもり「大研修室1」
大勢の皆さんのご参加をお待ちしています!!
◆テーマは「メディアを活用した男女共同参画の理解普及活動への取り組み」

 平成20年度の日本女性学会の大会が6月14,15日の2日間にわたり、青森市にある青森県男女共同参画センター「アピオあおもり」において開催されます。
 その大会で、当研究所はワークショップを行うことになりました。(学会員ではありませんが、地元枠ということで青森県からは唯一のワークショップ開催となります。)
 これまで当NPOが取組んできた、新聞、自治体広報誌、会報・ホームページ、テキスト作成、情報誌等のメディアを活用した活動を報告をするとともに、このような取り組みを可能にしてきた要因及び今後の活動の課題と方向性について考察して結果を提示し、それらを基に参加者と意見交換を行います。
 皆様のご参加をお待ちしております。



 
新年会・研修会が行われました
◆平成20年2月23日・24日
◆浅虫温泉・海扇閣にて
 お天気が悪く、JRも止まってしまった日でしたが、集まった会員は熱く語り合い、温泉も満喫した2日間でした。 会員は県内あちらこちらに在住しているため、宿泊しての交流や研修はお互いに励ましあったり、活力を養う機会になっていることを感じています。



 
宿泊研修会が行われます
◆平成20年5月24日(土) 〜25日(日)
◆青森県武道館 第2会議室

◆ 内容 「日本女性学会大会inあおもり」でのワークショップについて他

 
研修会には当日でも参加できますので、都合のつく会員の皆さまはご参加ください。



 
男女共同参画エッセイ寄稿いたします
当研究所では、市町村広報や情報誌等に男女共同参画推進のためのエッセイを寄稿しています。
男女共同参画の理解・普及のために掲載したいと思われる方は、ご連絡をください。
〒036−8086 弘前市田園4丁目3−5 TEL 090-9747-1477
FAX 0172-27-4988



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